洗える羽毛ふとん

先週、娘が東京方面に修学旅行に行ってきました。
にもかかわらず、私にはみやげは、ありませんでした。

出発前に、「お父さんの分のみやげは無理に買わなくてもいいからな。」
と、告げてはいたのですが本当に、買ってきませんでした。

気を取り直して

こんにちは、ふとんの平野屋の竹尾です。

最近、テレビショッピングなどで、さかんに宣伝している商品で
「洗える羽毛肌ふとん」があります。

ご家庭で気軽に洗えて清潔に使える利便性をことさら強調しているんですが、果たして羽毛肌ふとんとしてどうなんでしょうか。

この手の商品は、ポリエステル100%、もしくは、ポリ85%/綿15%の側生地です。

ポリエスルの生地は、汗の吸湿性の機能が綿100%と比べて極端に悪く、通気性がないのです。

夏本番になると湿度、温度も上がり、寝苦しい熱帯夜を向かえます。

ポリエステルの生地を用いた羽毛肌ふとんで寝ると、汗は吸ってくれないばかりか、蒸れて寝苦しさが増すばかりです。

これでは、洗えるという利便性以前に、毎日の快適睡眠からほど遠く不快な日々を繰り返すという悪循環にはまってしまいます。

そして、いざ洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ったとしても、生地が充分に水を吸わないので、風船のように洗濯機の水の上辺でプカプカ浮いてぐるぐる回っているだけです。

いかがですか。ここまで、テレビショッピングに代表される2枚で
10,000円くらいの洗える羽毛ふとんについて書いてきました。

価格は、いかにも超お値打ち価格のように響きますが決してそんなことなく、それなりのお値段です。
ポリエステルの生地は綿100%と比べ、うんと安く調達できます。

また、詰め物の羽毛もダウン50%でなんだかなあ。という感じですよ。

ふとんの平野屋では、綿100%の生地を使った羽毛肌ふとんは、もちろん取り扱っておりますよ。(ダウン90%)
もちろん、ご家庭で洗うこできますよ。

羽毛肌ふとん